【雨水の流れ方】屋根材の形状による水捌けの違い

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水捌けの比較

こちらの写真は、和形瓦と銅板一文字葺き複合屋根【腰葺き】に水を流した様子です。

屋根材の形状で水流に大きな違いが表れています。

平らな屋根材の場合

銅板一文字葺きは、平らな屋根材のため、水がジワ~っと全体に広がっています。

これは銅板だからでは無く、平らな屋根材であれば、【コロニアル】や【ガルバリウム鋼板屋根材】でも同様な水の流れが起きます。

雨上がり後には、屋根全体に水滴が残り続け濡れている時間が長くなります。

和形瓦の場合

和形瓦の形状は、山谷がしっかりあるため、水が瓦の谷に集中して勢いよく流れています。

一点に集まり勢いよく流れた方が水捌けが良いため、スムーズに水を雨樋へ排出してくれます。

水捌けの良さは和形瓦やS形瓦の特出した点で、むしろ平らな屋根材の水の流れがスタンダードです。

雨量に恵まれ4季のある日本において、私たち和形瓦を施工出来る人間が、【重量という1点を除いて】和形瓦が最も日本の風土に適した屋根材だとお答えするのはこの様な理由も含まれています。

ただ、全体的に機能は落ちますが、トータルバランスで考えると【一番お勧めしやすいのはガルバリウム鋼板横葺き】なのが本音……

お時間御座いましたら、下記より【弊社お勧めのガルバリウム鋼板屋根材】紹介ページも是非ご覧ください!

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