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冒頭・目次
瓦屋根だけが施工可能な工事【葺き直し工事】
【葺き直し工事】とは、どの様な工事で、どのようなメリット・デメリットが有るか解説します!
葺き直し工事とは?
【葺き直し工事】とは、防水シートや桟木など、瓦以外を新品に交換し、瓦は再利用する工事です。
既存の野地ベニヤ(屋根下地)の状態により、新規野地ベニヤ施工の有無が分かれます。
新規野地ベニヤを施工する場合は、ラワンベニヤ5.5mmを使用して施工します。
葺き直し工事の施工手順
【葺き直し工事】前の状態です。
瓦及び桟木を解体します。
※新規野地ベニヤの施工が必要な場合は、解体後、一番最初に野地ベニヤ施工をします。
新規防水シート・新規きずりテープ・新規瓦桟(桟木)を施工します。
防水シートを新品にするので、雨漏り修理や雨漏り対策にもバッチリです!
元々使用していた既存瓦を再利用して、葺き直します。
最後に棟瓦を積み直して【葺き直し工事】完了になります。
【葺き直し工事】
メリット・デメリット
メリット
葺き替え工事と比べて費用を抑えられる
【葺き直し工事】は、既存瓦を再利用するため、新規屋根材費用と瓦処分費用を抑えられるので、葺き替え工事と比べて費用を抑えた工事が可能です。
また、部分的に【葺き直し工事】を行う事が可能な場合もあります。
デメリット
見た目が一切変わらない
既存瓦を再利用する工事のため、見た目が一切変わりません。
模様替えも含めて修繕を検討される方には不向きな工事です。
また、屋根重量を気にされる場合も不向きになってしまい、このような要望をお持ちの方は〖葺き替え工事〗一択になってしまいます。
まとめ
瓦屋根の方にお勧めの【葺き直し工事】を解説させていただきました。
【葺き直し工事】は、既存瓦を再利用する性質上、見た目の変化がありませんが、瓦の内部で活躍する防水シートなどを新品に交換する事で、屋根の性能を確実に向上・回復してくれる工事です!
瓦の耐用年数に問題無いのか?疑問を持たれる方もいるかと思いますが、基本的に釉薬(ユウヤク)を使用している瓦は、ヒビや割れなど無い限り問題無く使用できます。
※ヒビや割れの有る瓦は1枚から交換可能です!
無釉薬(ムユウヤク)の【いぶし瓦】は、使用年数が長くなるにつれ、瓦の色が黒く変色します。
瓦全体が黒く変色している場合は、割れやすくなっている可能性があるため、【葺き直し工事不可】になってしまう可能性があります。
瓦屋根の方で、突然の雨漏りや、瓦が好きで今の見た目を維持しつつ、機能面を向上・回復させたい方に非常にお勧めな工事です!
瓦屋根の修繕を検討されている方は、【葺き直し工事】も候補に入れてください!
模様替えや屋根の軽量化を考えている方は、〖葺き替え工事〗になります。
弊社では、【葺き直し工事】及び〖葺き替え工事〗のどちらも対応可能ですので、是非、ご相談お待ちしております!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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