【防水シートの知識】耐久性の違いは、基材で差が出る

Home » 屋根の知識 » 【防水シートの知識】耐久性の違いは、基材で差が出る

アスファルト系防水シートの基材は2種類

リフォームの現場で主流とされる防水シートは【改質アスファルトルーフィング】です。

改質アスファルトルーフィングは、アスファルトに樹脂やゴムなどを添加し、【柔軟性・釘穴シール性・折り切れしにくさ】を向上させた防水シートです。

一口に【改質アスファルトルーフィング】と言ってしまえば、同等に感じてしまいますが、【改質アスファルトルーフィング】の括りの中にもハッキリと耐久性に違いがあります。

その違いは、基材にあります。

【改質アスファルトルーフィング】の基材は2種類ありまして、【紙】もしくは【不織布】にわかれます。

当然のことですが、【強度・耐久性・破れにくさなど全てにおいて不織布】が圧倒的に勝ります。

弊社は、【葺き替え工事】【葺き直し工事】【カバー工法】全ての工事で、基材が不織布の改質アスファルトルーフィングを第一にお勧めしています。

基材が不織布の防水シートは、各メーカーのハイエンドクラスに設定されていますので、本当に高級・高ランクの防水シートを使用しているのか見極める材料になります。

※ご予算や希望耐用年数などに応じて【葺き替え工事】に限り、改質アスファルトルーフィングのモラサンE又はモラサンW16(両製品とも基材:紙 不織布層あり)への変更も柔軟に対応させて頂きます。

不織布使用は基材が紙

不織布使用とは、基材が不織布と言う事ではありません。

基材は紙で、改質アスファルトルーフィングを構成する層の中に不織布の層を設けた改質アスファルトルーフィングです。

基材:不織布には、及びませんが、不織布の層を設ける事で【強度・耐久性・破れにくさをUP】させた製品です。

各メーカーのミドルクラスで展開される製品になります。

まとめ

各メーカーの防水シートを合わせると、かなり種類があります。

どの防水シートが良いのか解らないとお困りの方は、防水シートの基材に注目すると、より良い【超高耐久な防水シート】と出会えます!

また、不織布の使われ方を確認することで、どのランク帯の防水シートなのか確認できます。

絶対にお勧め出来ない防水シートは、不織布が一切使われていない防水シートです。

不織布の有無で耐久性が著しく変わるので、絶対に避ける事をお勧めします。

※防水シートの構成表は、各メーカーのホームページなどから確認できます。

カバー工法に使う防水シート紹介

タッカー留め防水シート紹介

今すぐ相談・見積依頼!!

トップページへ戻る