弊社では、基本的に耐久性の高い材料をお勧めし、特別にご指定が無い限り、高ランク・高耐久の材料を使用する見積りを提出しています。

その理由は、“２回目の雨漏りが起こらない様にするため”

もちろん、雨漏りが起こる前に、屋根リフォームを行うのが望ましいですが、雨漏りしてから屋根リフォームを行う方が多いと思います。

決して、その考えも間違えではありません。

しかし、ここで判断を間違えてはいけません。

昨今、過度な安売り工事が横行していますが、工事価格を安価にするには、まず材料のランクを落とさなければなりません。

最悪な場合は、施工を省略して人件費を減らし、工事価格を抑える業者もいます。

はたして、このような過度に安価な工事が、本当にお施主様にとっていい工事なのでしょうか？

私は、NOと言いたいです。

30歳で住宅を購入し、25年後に雨漏りしたとします、ここで過度に安価な業者に頼み、その15年後に雨漏りしたとすると、70歳で再び雨漏りにあってしまいます。

正直に申し上げると、定年退職後に数百万円払うのは容易ではないです。

ならば、１回目の雨漏りで、高ランク・高耐久の材料を使い、メーカー施工マニュアルに忠実な工事を行う事こそ、本当にお施主様の財産になる工事だと思っています。

勿論、マニュアルに記載されない様な細部にも、雨漏りが起きにくい拘った施工をします。

確かに、現代の製造・施工技術では、絶対に雨漏りしない屋根は、日本全国探しても見つかりません。

しかし、そのリスクを最小に抑える事は出来ます。

リスクを最小に抑えるためには、材料・加工方法・施工方法を拘る必要があります。

自社施工・自社請負なら工期などに縛られず、とことん拘った屋根工事ができます。

工事直後では違いが分からないかもしれませんが、１０年後や２０年後など、長い歳月経て違いが出てきます。

その際に、「屋根屋のワタナベサービスに頼んで良かった」と、言ってもらえる屋根作りを目指し実行しています。