草加市施行事例
ガルバリウム鋼板葺き替え工事
セメント和形~シルキーG2

こんな方にお勧め!

・屋根を軽量なガルバリウム鋼板屋根材に変えたい方や検討されている方

・屋根が重いことに不安を感じており、屋根を軽くしたい方

・屋根リフォームを検討されている方

・葺き替え工事の施工手順に興味がある方

瓦からシルキーG2に葺き替え工事を行う事で、屋根の重量が約1/10に軽量化されます。

万が一の地震が心配な方や、大幅に外観を変えたい方にお勧めの工事です!

時短用
1分で分かる葺き替え工事

目次・ページ内リンク付き
工事仕様紹介
施工前
解体工事
屋根下地工事
ガルバリウム鋼板葺き替え工事
葺き替え工事完了!
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※写真を掲載する際に、サイズ変更や縮尺をかけ、背景ぼかし加工などしているため、若干歪んで見える恐れがあります。

工事仕様紹介

施工前

お施主様のご要望

既存屋根材は、セメント和形瓦です。

お施主様のご要望は、耐震性を高めるために、屋根を軽量なガルバリウム鋼板に変えてほしいと承りました。

また、築年数的にも雨漏りの心配もされていました。

既存防水シートの状態

防水シートが高分子系(ビニール)のため、各部で破れ捲れが確認でき、いつ雨漏りが起きてもおかしくない状態でした。

高分子系防水シートは、寒暖差に非常に弱く捲れや裂けが起きやすい防水シートです。

アスファルト系防水シートと比較すると耐久性に顕著な差があります。(アスファルト系のが耐久性が高い)

解体工事

棟瓦解体

まず初めに棟瓦を解体します。

解体中に、棟瓦を支えていた粘土が、転げ落ちる可能性があるので、一枚ずつ慎重に解体します。

粘土解体

棟瓦を支えていた粘土を解体します。

こちらも同様に転げ落ち無いように慎重に土のう袋へ詰めます。

この現場は、粘土がしっかりと固まっていたため、屋根面をあまり汚さずに解体出来ました。

桟瓦解体

桟瓦を全て解体します。

この工程で、瓦桟は解体せずに残しておくことがポイントです。

屋根面に溜まった砂埃を掃除して解体作業が完了です。

屋根下地工事

縦桟木施工 ヌキ板厚さ13㎜

瓦桟の上に縦桟木を施工します。

縦桟木の中心と屋根垂木の中心を合わせ、75㎜ビスで縦桟木を固定します。

工事前の屋根が瓦の場合、既存雨樋の水上側が、既存野地ベニヤを超える高さに施工されているため、瓦~ガルバリウム鋼板へ葺き替える際は、新規野地ベニヤが既存雨樋に干渉しないようにするために、瓦残は残し、その上からヌキ板13㎜厚を縦桟木に使い、高さを底上げしてから野地ベニヤを施工します。

野地ベニヤ施工 構造用合板ラーチ12㎜

雨樋との位置関係を考慮して野地ベニヤの施工位置を決め施工します。

固定方法は、屋根垂木に75㎜ビスで固定します。

新規屋根軽量化工事
瓦~ガルバリウム鋼板へ

防水シート施工

七王工業(株)モラサンF1

長さ20m 幅1m 厚さ1㎜

不織布入り

特殊被膜

改質アスファルトルーフィング

防水シート表面に特殊塗膜を形成することで、屋根面が高温になる時期にアスファルトの溶け出しを抑制し、足裏に付いてしまうアスファルトで、屋根材を汚してしまう事を抑制してくれます。

また、柔軟性が高く釘穴シール性も高いため長期間に渡り防水性能が維持されます。

(現在モラサンF1は、モラサンW16へモデルチェンジしました)

先付け役物施工

軒先水切り

名前の通り、軒先に施工する役物です。

屋根材本体1段目の軒先側を固定する役割もあります。

およそ30㎝間隔で全点ビス留めし、堅牢に固定します。

ケラバ板金

屋根面端部垂直方向(妻側)に施工する役物です。

風などで横走りした雨水を受け止め、雨樋へ排出する役割があります。

メーカー純正パッキン付きステンレスビスで固定します。

シルキーG2本体及び雪止金具施工

福泉工業(株)シルキーG2

保証内容:穴あき保証25年 ・赤さび保証20年・ 塗膜保証15年

素材:ガルバリウム鋼板

塗料:遮熱顔料入りポリエステル系樹脂大柄ちぢみ塗装

断熱材:ウレタンフォーム±9㎜厚+アルミライナー紙付き

重量:1㎡約5㎏
瓦~シルキーG2に葺き替え工事で、総重量が約1/10になります。

全点ビス留めし、堅牢に固定するため、地震に加えて、台風に対しても強くなります。

棟面戸及び防虫防腐加工ヌキ板施工

棟面戸

棟板金の中へ吹き込む雨水を防ぐ役割があります。

防虫防腐加工ヌキ板

防虫防腐加工ヌキ板

長さ3650㎜ 幅90㎜ 厚さ18㎜

ヌキ板は、棟板金を固定する役割があります。

防虫防腐加工されているため長期間腐食せず棟板金を堅牢に固定します。

屋根垂木に目掛け全点ビス留めします。

弊社は、樹脂桟木の使用を推奨していません。

樹脂桟木は腐らない事を強みにしていますが、樹脂製品のため寒暖差に非常に弱く伸縮を繰り返すうちに樹脂桟木が割れてしまうため、弊社では使用しません。

棟板金施工

棟板金は、ヌキ板に目掛けて六角ビスを使用し、インターロック方式で堅牢に固定します。

長手方向の篏合は、棟板金同士の重ね代を十分に取り、篏合部から吸い上げてしまう雨水を止水するために、篏合部中にコーキングを塗布し止水しています。

セメント和形~ガルバリウム鋼板シルキーG2葺き替え工事完了!

before after

セメント和形瓦~ガルバリウム鋼板シルキーG2へ葺き替え工事を行ったことで、屋根重量が約1/10になります。

屋根材の強度に関しても、セメント和形瓦は、お世辞にも耐久性が高いとは言え無い屋根材で、ガルバリウム鋼板へ葺き替え工事施工し、割れなどの破損の心配が無い屋根にグレードアップしています!

断熱性に関しては、瓦の形状が最も空気層を含めるため、断熱性が高いのですが、シルキーG2は、遮熱塗料+9㎜厚断熱材+アルミライナー紙を保有する屋根材なので、瓦形状に負けず劣らずの断熱性が期待できます!

雨音防音性に関しては、セメント和形瓦の方が優秀だと考えられますが、9㎜厚断熱材付き屋根材のため、そこまで気にせずに過ごせると思います。

※今までセメント和形瓦や陶器瓦~シルキーG2へ葺き替え工事を施工させて頂いたお施主様に、雨音が気になるかお伺いしていますが、「気になる」と仰る方は今のところいらっしゃいません。

また、防水性能に関しても、高級改質アスファルトルーフィング(防水シート)を使用し、長期間防水性能の維持が期待できるので、長期間安心してお過ごしいただけます!

この度はご依頼頂きありがとうございます!

今すぐ相談・見積依頼!!

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