【戻り勾配と逆勾配】屋根材選びで重要なキーワード
戻り勾配とは
戻り勾配とは、屋根材を葺いた際の勾配を指します。
屋根材の殆どが上下を重ねて葺くため、屋根材の厚み分だけ勾配が緩やかになります。
逆勾配とは
逆勾配とは、屋根材を葺いた際の戻り勾配で屋根勾配の向きが屋根下地と逆方向になってしまう事を言います。
そのため、各屋根材には最低施工勾配が設けられています。
【ガルバリウム鋼板横葺き】の場合、2.5寸勾配もしくは3.0寸勾配から(製品により変動)
【コロニアル】の場合、2.5寸勾配から
【和形瓦】の場合、4.0寸勾配からと決められています。(和形瓦は緩勾配対応製品もあり、そちらであれば2.5寸勾配から施工可能)
2.5寸勾配以下の屋根の場合
基本的には【ガルバリウム鋼板立平葺き】で施工になります。
こちらであれば、0.5寸勾配から施工可能なので、緩勾配屋根でも逆勾配になる事無く、安心して施工可能です!
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