【ガルバリウム鋼板横葺き屋根材】欠点が顕著に表れる条件
断熱材の有無や厚みが条件
ガルバリウム鋼板横葺き屋根材には、【断熱材】が付いている製品と付いていない製品があります。
また、断熱材付きの製品であっても、肉厚の違いがあります。
【断熱材付きで10㎜前後の厚みを有するガルバリウム鋼板横葺き屋根材であれば、欠点が緩和されバランスタイプ】になりますが、【断熱材が付いていない製品】や【断熱材の厚さ3㎜程度の製品】は、雨音の反響が強くなり欠点が顕著に表れる可能性が高くなります。
瓦~ガルバリウム鋼板横葺き屋根材へ葺き替える際は、より、それを感じる可能性が高く、加えて断熱性能の低下も顕著に感じる可能性があります。
断熱材の注意点
先ほどの説明から【断熱材は厚ければ厚い程良い】や【断熱材の面積が広い程良い】と思われてしまうと思います。
しかし、そう言う物でも無く、【特に断熱材の面積】に関しては【非常に注意が必要】です。
一見すると、屋根材の端から端まで断熱材がビッシリ付いている製品が良い様に思えますが、防水性能の低下を招く危険性が増します。
特に、屋根材のビス打ち込み部にまで断熱材が付いている製品は、防水性能が低下します。
屋根材をビス固定する際に、ビス頭周辺だけ断熱材の厚み分断熱材が潰れ、凹みが出来てしまいます。
凹んだビス頭周辺は、毛細管現象で吸い上げた雨水が溜まりやすくなり、雨漏りが起きる可能性が高くなるので注意が必要です。
【断熱材の有無・厚さ・面積・形状】を確認する事が、より良いガルバリウム鋼板横葺き屋根材を使った屋根リフォームに繋がります!
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