Home » 【間違いだらけのリフォーム知識】 正しい知識で屋根リフォーム » 【樹脂桟木の真実】 腐らない代わりに、まさかの弱点が

このページで伝えたいこと

樹脂桟木は、【腐らない】【高耐久】この様なキャッチコピーで、良い材料だと流布されています。

中には、デメリットを記載している業者もいますが、一番お施主様に伝えなければいけないデメリットが記載されていません。

なかなか語る人間のいないデメリットをこのページに記載し、正しい知識を身に着けて、屋根リフォームを依頼して頂きたく思います。

そして、【腐ると言われる材木も決して弱い材料では無い】事も覚えて頂けたらありがたいです。

それでは、是非ご覧ください

樹脂桟木の弱点
そもそも材木は弱い材料では無い
弊社が使う桟木は、防虫防腐加工木材
まとめ
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樹脂桟木の弱点

樹脂桟木は寒暖差で割れてしまう

腐らない事を強みにしている樹脂桟木

【高耐久!】や【腐らないから長期間メンテナンスが不要】など、甘い言葉を書き連ねている業者さんが多々いますが、ハッキリ言って【特別高耐久な材料ではありません】

ではなぜ、高耐久では無いと言い切れるのか書き記していきます。

樹脂桟木に耐久性を期待出来ない理由
樹脂桟木は、ゴムを添加したからとは言え温度変化に非常に敏感な材料です。

【日中は暖かく】【夜間は冷える】又は【四季による温度】で毎日伸縮を繰り返しています。

この伸縮を繰り返すうちに、樹脂桟木の柔軟性が失われ、固定ビスが打ち込まれている周辺が割れてしまいます。

それに加え、樹脂と鉄の伸縮率の違いも大きく関わっていると考えられます。

樹脂は、伸縮を大きくしたいのに、鉄が樹脂ほど伸縮してくれない関係で、パキッっと逝ってしまう事も考えられます。

そもそも、外気温以上に温度変化のふり幅が大きく、厳しい環境下の屋根で、樹脂製品に対して高耐久は、なかなか言い難いです。

腐らない、この一点だけで言えば高耐久なのですが……

そもそも材木は弱い材料では無い

こちらの写真は、特別に薬品で加工されていない、棟板金を固定するヌキ板(材木)です。

20年~25年ほど経っても、著しい腐食や割れが確認できません。

これが、棟板金の塗ってはダメな場所に、コーキングや塗料をベッタリコッテリ塗られてると話が変わってきますが、しっかりと理解している人間が施工していれば、かなりの年数耐えてくれます。

弊社が使う桟木は、防虫防腐加工木材

弊社が使用する桟木は、【防虫防腐加工された材木】を使用します。

この材木は、人体に一切の害が無い薬品に漬け込み【より腐りにくく】【虫を寄せない】加工がされた桟木です。

約25年使用した無加工の桟木でも、著しい腐食が起きにくいですが、防虫防腐加工された桟木は、より長期間、腐食が起きない仕様です。

正直に申し上げて、【樹脂桟木より防虫防腐加工木材の方が高耐久】です。

また、弊社は、棟板金の飛散事故が起きないように、以下の点に拘り、施工しています。

全点ビス固定
桟木から棟板金まで全てをビス固定で施工しています。

桟木は、長さ75㎜のビスで躯体に固定

棟板金は、六角ビスを使用し強固に固定します。(インターロック方式固定)
材木の年輪の向きに拘る
製材された材木も年輪の向きに沿って【反り ソリ】【起り ムクリ】が起きます。

この向きを拘る事で、【棟板金の浮き】が起き無くなり、より災害に強い屋根に仕上がります。

おそらく、年輪にまで気を向けている業者は少数だと思われます。

※数年前に関東に直撃した大型台風で尋常じゃない棟数が被害にあわれましたが、弊社が施工した屋根は、一切の被害が出ていません。

まとめ

数年前に私の自宅屋根の修繕を行ったのですが、樹脂桟木では無く、防虫防腐加工木材で施工しています。

本当に高耐久で良い材料であれば使用していますが、特別な価値は無いので使用していません。

近隣の方々にも、ありがたい事に頼って頂けるのですが、やはり防虫防腐加工木材で施工します。

樹脂桟木は、決してダメな材料では無いが、皆様が言うような高耐久な材料ではありません。

腐らない、この一点だけは評価できますが、他の性能に関しては、防虫防腐加工木材の方が価値のある材料です。

このページを閲覧してくださった方が正しい知識を身に着け、ご自身に合った材料で屋根リフォームが行える事を願っています。

弊社が使う、防虫防腐加工木材や拘った施工方法などが良いと思って頂けたら、是非頼って頂けるとありがたく思います。

もちろん、無料でお見積りさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

最後まで閲覧頂き、ありがとうございます!

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