草加市の屋根屋ワタナベサービス

【実務経験30年以上!どんな屋根でも対応!】雨漏り修理・屋根修理・屋根リフォームなど、各種工事承ります!

越谷市施行事例
ガルバリウム鋼板カバー工法
パミール~シルキーG2

こんな方にお勧め!

・屋根がパミールの方

・屋根が剝がれているように見える方

・パミールの改修工事を検討されている方

・パミールに屋根塗装を検討されている方

弊社が、お付き合いさせて頂いている、塗装屋さんからSOSの電話が来ました。

塗装屋さん「屋根がミルフィーユみたいになってるんだけど、これなに?」

弊社「ミルフィーユみたいになってるなら、十中八九パミールだから、塗装はリスクありますよ。そもそもスレート瓦の塗装、推奨してないし…」

塗装屋さん「やっぱりリスクあるよね…お施主様と話してみるから、渡辺さん紹介して、見積から直接やり取りしてもらっていいかな?」

弊社「いいですよ!話しまとまったら連絡ください」

と、このような経緯がありました。

その後、お施主様との打ち合わせで、家を建てたハウスメーカーを通せば保証が使えて「シングル屋根材アルマ」をニチハが支給するかもしれない

シングル屋根材が、どの様な屋根材か

耐久性を望むなら、ガルバリウム鋼板で改修工事をした方が耐久性が高い事など諸々説明させて頂き

弊社でガルバリウム鋼板カバー工法工事をさせて頂きました。

目次・ページ内リンク付き
工事仕様紹介
施工前
解体工事
カバー工法工事
カバー工法完成
ニチハ製パミール 表面剝離の原因を推測
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合わせて読んで頂きたい記事

工事仕様紹介

施工前

ニチハ パミールについて

白くなっている所は、全て表面剝離しています。

このパミールは、表面剝離や屋根材の落下で問題になった屋根材です。

製造元ニチハの言い分は、釘の表面処理が悪いため、パミールの落下などが起きたと発表しましたが、釘が錆びるだけで、ここまでボロボロになるか疑問のある屋根材です。

また、塗装をしたところで表面剝離を抑えられず、直ぐにボロボロになります。

パミールを塗装しても全く意味がなく、知識のある塗装屋さんは、屋根塗装をお断りすると思われます。

「葺き替え工事」か「カバー工法」しか修復の選択がない屋根材です。

解体工事

棟板金や雪止金具を解体します。

カバー工法工事

防水シート施工 

使用材料
七王工業(株)モラサン2号タック付

・長さ20m/厚さ1.2㎜/重量28㎏
・基材:不織布
・改質アスファルトルーフィング
・粘着層付き

モラサン2号タック付きの特徴

基材が不織布で「裂け」や「破れ」に超強い!

改質アスファルトルーフィングで「釘穴シーリング性」と「柔軟性」に富んでいる!

強力粘着層付きで、余計な固定穴を空けずに防水シートを固定できるため、長期高防水!

粘着性のない防水シートを使う業者もいますが、弊社では、推奨しません。
防水シートの固定方法が、釘固定になり、防水性の低下
防水シートの固定方法が、釘固定になり、固定強度が足りず、工事中に飛散事故の恐れあり
釘固定する際に、スレート瓦を打ち抜くため、アスベストの飛散が起き、お施主様や近隣の方々の迷惑になる

先付け役物施工

ゼロスターター

軒先に施工する役物です。

ゼロスターターは、屋根材本体の一段目を固定する役割があります。

ケラバ板金

屋根面妻側(流れ方向と平行な端部)に施工する役物です。

屋根面上で横走りした雨水を受け止め、雨樋へ正しく流す役割があります。

谷板金

谷部に施工する役物です。

谷板金は、谷部へ流れた雨水を受け止め、雨樋へ正しく流す役割があります。

谷部は、雨漏りが起きやすい場所なため、防水シートを3重で施工します。

本体施工 シルキーG2

使用材料
福泉工業(株)シルキーG2

ガルバリウム鋼板屋根材
遮熱顔料入り大柄ちぢみ塗装
断熱材:ウレタンフォーム±9㎜+アルミライナー紙
重量:1㎡あたり約5㎏と軽量
穴あき保証25年
赤錆20年
塗膜保証15年

お勧め屋根材シルキーG2紹介

棟違い屋根の納まり

棟違いの場合、必ず水下側の棟板金を施工してから、水上側のケラバ板金を施工します。

※水上側に位置するケラバ板金を先に施工してしまう業者がメチャクチャ多いです。
先に施工してしまうと、棟板金とケラバ板金の雨仕舞が悪く、雨漏りの原因になってしまいます。

棟面戸及び防虫防腐加工ヌキ板施工

棟面戸

棟側に横走りした雨水を受け止め、棟内に雨水が入り込まないようにする、止水面戸です。

防虫防腐加工ヌキ板

長さ3650㎜×幅90mm×厚さ18㎜

防虫防腐加工された耐久性の高いヌキ板を使用します。

ヌキ板は、棟板金を固定する役割があります。

樹脂桟木について
樹脂桟木は、樹脂製品なため、温度変化に非常に敏感です。

「日中は暖かく」「夜間は冷える」や、「四季による温度変化」で、何度も伸縮を繰り返します。

伸縮を繰り返すうちに、柔軟性が無くなっていき、次第に割れてしまいます。

「樹脂桟木の割れ」と「防虫防腐加工木材の腐り」どちらが先に起きるかと問われたら、「樹脂桟木の割れ」が先に起きます。

そもそも、外気温以上に温度変化が大きく過酷な環境下の屋根には、樹脂製品はミスマッチです。

そのため、弊社では使用も推奨もしません。

棟板金施工

剣先や三又を屋根に合わせた形に加工して棟板金を納めます。

固定方法は、六角ビスを使用し、インターロック方式で強固に固定します。

換気棟の工程1

捨て水切りと言う、換気棟の開口部を囲う役物を施工します。

根材本体を葺き上げたら、開口部を作ります。

換気棟の工程2

開口部の上に、換気棟を被せ、専用ビスで固定します。

最後に換気棟カバーを施工して完成です!

カバー工法完成

before after

ガルバリウム鋼板カバー工法を施工した事で、表面剝離や落下の心配が無い、高耐久屋根に変身しました!

防水性に関しても、最高級ランク防水シートを使用して施工しているので、長期間、雨漏りの心配せずにお過ごしいただけます!

また、シルキーG2は、遮熱塗料+肉厚断熱材で「断熱性」と「雨音防音性」も向上しています!

「耐久性」「防水性」「断熱性」「雨音防音性」を兼ね備えた屋根になり、長期間、快適に安心してお過ごし頂けます!

この度はご依頼頂きありがとう御座いました。

ニチハ製パミール 表面剝離の原因を推測

パミール表面剝離の推測

昔、松下電工の「ニューウェーブ」「ニューウェーブⅡ」と言う商品があり、雨水と紫外線が原因で、ニューウェーブが割れると、松下電工から発表されました。

この、ニューウェーブの現象が、パミールの剝離に類似してるのでは?と考え、パミールの表面剝離の原因を推測しました。

毛細管現象で吸い上げた雨水を、パミール裏面から雨水を吸い上げると仮定、雨水を吸い上げたパミールが膨張し、そこに太陽光が当たり乾燥と同時にパミールが収縮、この現象を繰り返すことで、次第に脆くなり、ミルフィーユ状に剥離するのではないかと推測しました。

また、冬場に吸い上げた雨水が凍害を起こし、表面剝離を加速させているのでは?とも、考えています。

これは、私の経験等から推測しているため、必ず正しいとは言えません。

あくまでも私の推測です。

メーカーが正式に、表面剝離の原因を発表しない限り、真相は判明しません。

恐らく、発表する事も無いと思います。

推測が膨らむばかりで、真相は闇の中へ消えてしまうでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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