【スレート屋根】屋根リフォームにお勧めしない理由

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彩色スレート瓦のリフォーム使用はお勧めしない

※彩色スレート瓦=コロニアル等の総称です。

※代表屋根材のコロニアルは、2001年からアスベストが抜けていますが、実際は、メーカー在庫処分の都合上、2001年以降も使用されている屋根があります。

昔の彩色スレート瓦は、アスベストが含有されており強度が高く値段も安いという事で、新築・リフォーム問わず多くの現場で採用されていました。

私自身も毎日毎日、コロニアルを施工する日々を経験していました。

しかし、アスベストが抜けて以降の彩色スレート瓦は、はっきり言って脆弱です。

当時、諸々の問題をメーカーにクレームを入れましたが、メーカー営業マンから「小屋束・母屋・梁・屋根タルキなど入れ替えない業者が悪い、そこまですれば絶対に割れないし保証もする」と啖呵を切られました。(紆余曲折ありましたが、この時はクレームを認めました。)

通常の屋根リフォームで小屋束・母屋・梁・屋根タルキなどを入れ替える工事なんて、まずありません。(費用・工期・工事中の雨養生などの観点から非現実的)

この営業マンの言葉を要約すると、「リフォームでは使えないよ」と言っている様なものです。

この1件以降、屋根リフォームで彩色スレート瓦を使う事が無くなり、屋根リフォームに使うには、強度が無いため「絶対にやめた方が良い」と皆様にお伝えしています。

現在のアスベストフリー彩色スレート瓦も強度面の改善が出来ているとは到底思えず、新築から数年だけ経った屋根でもバリバリ割れている彩色スレート瓦が多数です。

加えて、屋根塗装をしたアスベストフリー彩色スレート瓦に至っては、十中八九割れているのが現実です。

某有名彩色スレート瓦製造会社の工事を行うグループ企業ですら、自社グループの彩色スレート瓦を使わずに、金属製品を使うのが現実です。

それほど強度不足な屋根材です。絶対にお勧めしません。

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