【フッ素樹脂塗料について】 必要な装備品なのか

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フッ素樹脂塗料は必要か

私の考えでは、屋根材や外壁塗装のフッ素樹脂塗料は不要だと考えています。

まず屋根材についてですが、屋根材の純正設定でフッ素樹脂塗料を使用した屋根材があります。(金属かわらに多く採用されています)

やはりフッ素樹脂塗料という事で、保証内容も強化されているのですが、大多数のお施主様は、「やっぱフッ素はスゲー」と感じる前に別の材料が寿命を迎える可能性が高いです。

また、焼付塗装の技術も相当進化しているので、ポリエステル系で十分かなと考えています。(保証内容から考えても)

ただし、金属かわらの見た目が気に入って、その金属かわらの標準設定がフッ素樹脂塗料であれば、価値のある投資だと思います。

外壁塗装のフッ素樹脂塗料使用に関しては、絶対にお勧めしません。

メンテナンスコストが抑えられるや耐用年数が長いなんて書かれていますが、それは塗膜だけの話しで、外壁材の繋ぎ目に使うコーキングの事には全く触れていない内容になっています。

いくら高級な塗料を使ったところで、コーキングが劣化しては全く意味が無い事に加え、塗装自体が防水性に起因するわけでも無いので、塗装工事に高額な投資をする事は控えた方がいいかなと言う考えです。

あくまでも塗装工事の目的は【撥水】なので、シリコン系の塗料で十分だと考えます。

高級塗料を使って塗装工事に高額な投資をするなら、ガルバリウム鋼板の外壁材でカバー工法を施工した方のが圧倒的に耐用年数も長く防水性も向上する事が現実ですので、フッ素などの高級塗料は不要だと考えています。

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