【屋根リフォーム前に必読!】屋根で一番大切な性能を決める材料とは

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屋根材の耐用年数=防水性は誤り

お世話になっております。草加市の屋根屋ワタナベサービス!

多くにお施主様は、屋根材の耐用年数を一番に考える方が多いですが、屋根で一番大切な性能は防水性です。

まず初めに断言すると、屋根材の耐用年数=防水性ではありません。

屋根材の耐用年数と屋根の防水性は全く異なります。

では、屋根の防水性を決める要素は何か?

それは、防水シートの耐用年数です。

屋根材も一時防水と呼ばれ防水性の一端を担っていますが、大部分が二次防水の防水シートに委ねられます。

防水性=防水シートの耐用年数の理由

まず理解しなければいけない内容が屋根材の特性です。

今現在流通している全ての屋根材で起こる共通の事象があります。

それは、毛細管現象です。

屋根の毛細管現象とは、屋根材の篏合部から雨水を吸い上げ屋根材の中に雨水が入り込む現象です。

つまり、屋根材だけでは完全な防水が行えない裏付けです。

屋根材に対して防水性よりも水密性と言う言葉が適切だと考える理由もここにあります。

屋根材が毛細管現象で吸い上げた雨水をどの様にして室内に入れないか?

ここで活躍するのが防水シートです。

防水シートがある事で雨漏りを防ぎ適切に雨水を外部に排出できます。

防水シートにも屋根材同様に耐用年数があります。

安価な物では10年~15年程度、高価な物で30年以上の耐用年数です。

この耐用年数の差が屋根の防水性を決める大きな要素です。

屋根リフォームでの提案

フッ素樹脂塗装などを施された高価な屋根材に投資するのではなく、防水シートに投資する比重を重くした方が、経済的で屋根全体の耐用年数が長くなります。

どんなに高価で耐用年数が長い屋根材を使用したとしても、雨漏りが起きてしまうと全てが台無しになってしまいます。

そのため、屋根材のランクを中級クラス程度にし、防水シートを最高級クラスで納める屋根工事をご提案しています。

※高価な屋根材でフッ素樹脂塗装を挙げていますが、この様な屋根材には瓦調など意匠性が高い物が多く含まれます。瓦調が気に入った等の理由であれば、必要な投資だと考えています。

まとめ

屋根で最も大切な材料は、防水シートです。

ですが、お施主様からの注目度が低い材料でもあります。

そのため、安価な防水シートで見積りをし工事価格を安くする業者も多くいる事が現実です。

屋根リフォームの依頼をする際は、防水シートに注目し拘る事でより良い長期耐用屋根に仕上がります!

是非、防水シートの耐用年数に注目してください!

閲覧頂き誠にありがとうございます!

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