【屋根材を葺くための最低施工勾配】屋根勾配と屋根材の関係!

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草加市の屋根屋ワタナベサービス

東京都の屋根屋で10年の修行を経て、2001年に地元草加市で屋根工事専門ワタナベサービスを創業。
2004年に法人を設立し有限会社ワタナベサービスへ
工事理念を【一生に一度の屋根修繕】とし、本物の高品質材で確実な施工をご提供
仕入れから施工までワンストップ体制で整え、一般住宅の屋根工事及び雨樋工事を全て自社職人で納めさせていただきます。

【 得意な工事 】
瓦屋根工事・板金屋根工事・雨樋工事

【お勧め屋根材】
マックス建材株式会社
・ハイプルーフ
・スタープルーフ
・レクトプルーフ
福泉工業株式会社
・シルキーG2
三州瓦各種

【 工事の特徴 】
実務経験30年以上の経験と知識を生かし、住宅の構造を深く理解した屋根工事
雨漏りが起き難い雨仕舞にこだわる納め
ネームバリューに囚われない高品質材の選定及び施工
耐用年数30年以上は堅い防水シートの選定及び施工

草加市の屋根屋ワタナベサービスは明朗会計を心掛けています!

屋根勾配とは

お世話になっております!草加市の屋根屋ワタナベサービスです!

屋根勾配とは、屋根面の傾斜を表します。

【斜面が6寸(30.9°)以上で急勾配】

【3寸(19.3°)以上~6寸(30.9°)未満は並勾配】

【3寸(19.3°)未満を緩勾配】といいます。

水平の長さ10寸(303.03㎜)に対して垂直に何寸上がった角度がついているのかということです。

三角形の底辺から頂点までの長さが長ければ急勾配で短ければ緩勾配というとわかりやすいのではないでしょうか。

そして勾配によるメリットデメリットもあります。

※建築業界では尺(尺貫法・しゃっかんほう)を使用する事が多いです。
1尺=10寸=0.303m(30.3cm) 1m=約3.3尺

急勾配屋根(きゅうこうばいやね)のメリット・デメリット

メリット

・水はけが良い

・砂ぼこりが雨水によって流れやすい

・屋根裏にスペースが出来る

デメリット

・屋根面積が広くなりコストがかかる

・壁面足場の他に、屋根足場が必要

・足場が無いと屋根に登れない

・修繕費用の割増しあり

・風を受けやすい

並勾配屋根(なみこうばいやね)のメリット・デメリット

メリット

・ほとんどの屋根材が選べる
※4寸勾配以上で全ての屋根材が施工可能

・修繕費用の割増しが無い

・どんな屋根形状にも対応できる

デメリット

・なし

緩勾配屋根(かんこうばいやね)のメリット・デメリット

メリット

・風を受けにくい

・屋根面積が狭くなる分コストを抑えられる

デメリット

・水はけが悪い

・砂埃がたまりやすい

・屋根裏が狭く換気がしにくい

・使用できる屋根材が限られる
※2寸~2.5寸で施工可能な横葺屋根材が多いが逆勾配が怖いため、最低でも3寸勾配からの施工が望ましい

緩勾配屋根で屋根材に制限がかかる理由【戻り勾配・逆勾配】

戻り勾配とは

戻り勾配とは、屋根下地で設定されている屋根勾配に対して屋根材を葺く事で屋根勾配が緩くなる事を指します。

屋根材を重ねて施工する都合上、屋根材の厚み分、屋根勾配が緩くなる!

逆勾配

屋根材を葺く事で生じる戻り勾配によって、屋根の勾配方向が逆方向になる事を指します。

そのため、屋根材毎に最低施工勾配が定められ、逆勾配が生じないようになっています。

ワタナベ

緩勾配屋根に横葺き屋根材を施工すると逆勾配になる可能性があるので、緩勾配屋根には0.5寸から施工可能な立平葺きが主に使われます!

最低施工勾配を守らなければ逆勾配となり雨漏りが起きやすい環境になってしまいます。

ワタナベ

屋根勾配の豆知識

お寺などの弧を描いた屋根の頂点は、逆勾配になっています!

蒲鉾型の体育館も同様に頂点が逆勾配!

逆勾配になる事がわかっていても、やらなきゃいけない時もある!

屋根材別施工最低勾配

粘土瓦最低勾配
和形瓦(J形)
特徴:大昔から使われている瓦形状
JIS規格が設けられているため、メーカー問わず互換性あり
重量の観点以外全てトップ性能
4寸(約21.8°)
緩勾配対応瓦2.5寸(約14°)
S形瓦
特徴:S字の波型で南欧風の瓦
原点は、2体1対のSpanish瓦
後に1体物になりS形瓦へ
4寸(約21.8°)
平板瓦(F形)
特徴:山谷が無い平たい粘土瓦
昨今では和形瓦を施工できる職人が少ないため、平板瓦の採用が増加している
2寸(11.3°)~4寸(約21.8°)
※各メーカー独自規格
M形瓦(二山)
特徴:瓦1枚に山谷が2つある粘土瓦
平板瓦より水捌け性能が高いため、M形の方がお勧めかも
2.5寸(約14°)
屋根材(ガルバリウム鋼板/SGL鋼板)最低勾配
マックス建材株式会社 マックス・ハイプルーフ
特徴:一般住宅向け金属屋根材で最厚0.6㎜ガルバリウム鋼板+ガルフレックス
業界最含有85%フッ素含有ハイフッ素樹脂塗装
業界最長穴あき30年保証
メンテナンス不要(メーカー見解)
業界トップ性能
1.5寸(約8.5°) 寒冷地仕様2.5寸(約14°)
マックス建材株式会社 レクトプルーフ
特徴:シャープなデザインが和洋に映える
0.55㎜厚ガルバリウム鋼板
業界水準を超えるフッ素含有率50%
メンテナンス不要(メーカー見解)
1.5寸(約8.5°) 寒冷地仕様2.5寸(約14°)
マックス建材株式会社 スタープルーフ
特徴:プレス成型の造形美際立つ
0.55㎜厚ガルバリウム鋼板
業界水準を超えるフッ素含有率50%
メンテナンス不要(メーカー見解)
1.5寸(約8.5°) 寒冷地仕様2.5寸(約14°)
福泉工業株式会社 シルキーG2
特徴:ミドルクラス屋根材の中でトータル性能が一番高い
ちぢみ塗装で耐摩耗性
2.5寸(約14°)
福泉工業株式会社 クレスパルーフ
特徴:瓦調では珍しく断熱材一体
2.5寸(約14°)
株式会社メタル建材 メタルルーフ
特徴:フッ素樹脂塗装以外の設定あり
2.5寸(約14°)
株式会社メタル建材 エテルナ
特徴:平たい金属屋根材の中で最高級に分類される
2.5寸(約14°)
ニチハ株式会社 横暖ルーフシリーズ
特徴: シリーズが多い 
シリーズの中に窯変色あり
2.5寸(約14°)
アイジー工業株式会社 スーパーガルテクト
特徴:業者から人気
断熱材面積やビス打ち部の寸法に難あり
役物に良いものあり
2.5寸(約14°)
新東株式会社 セネター
特徴:天然石付き
メタル役物仕様で費用を抑えられる
ニュージーランド産
2寸(約11.3°) 積雪地域3.5寸(約19.2°)
新東株式会社 かわらS
特徴:天然石付き瓦調
ニュージーランド産
2.5寸(約14°)
新東株式会社 かわらSⅡ
特徴:天然石付き瓦調
ニュージーランド産
2寸(約11.3°)
稲垣商事株式会社 スーパーヒランビー
特徴:ガラス繊維断熱材【カルフォミクス】
断熱材面積に難あり
3寸(約16.6°)
稲垣商事株式会社 ヒランビー220
特徴:標準仕様では断熱材無し
オプションで3㎜厚ポリエチレンフォーム
3寸(約16.6°)
稲垣商事株式会社 スタンビー455・333
特徴:立平葺きのため、緩勾配対応
蒲鉾型の屋根に施工出来るようアール加工ができる
0.5寸(約2.8°)
ワタナベ

横葺き屋根材は、2.5寸勾配から葺ける物が多いですが、最低でも3寸勾配から施工したいのが本音です。

まとめ

基本的に4寸勾配以上であれば、新築時に全ての屋根材が選択肢に入ります。

しかし、緩勾配屋根の場合、屋根材に設定される最低施工勾配の関係から使用屋根材の制限がかかります。

急勾配になるほど、水捌け性能も良くなりますが、修繕時の屋根に登る現場調査ができない事や、屋根足場が必須となる事から修繕費用の割増し等が発生します。

そのため、私の考えでは、後に発生する屋根修繕費と水捌けの観点から4寸~5寸勾配屋根を推奨しています!

閲覧いただき、誠にありがとうございます。

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