【屋根の知識】施工事例を見る際の注目ポイント!

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冒頭

お世話になっております。草加市の屋根屋ワタナベサービスです!

今回のお題は、工事業者の施工事例を見る際にドコに注目するべきかを解説いたします!

お施主様では分からない正しい納め方、今回は、ケラバ板金の納めに注目して解説します!

是非、ご覧ください!

ケラバ板金

ケラバ板金とは、屋根の端部に施工します。

横走りした雨水などを受け止め、雨樋へ排出する役割を持ちます。

一般的には、軒先から棟までケラバが施工されるため、屋根材本体を施工する前に先付けでケラバ板金を施工します。

しかし、ケラバ板金は、屋根の途中から施工され、後付け必須になるパターンもあります。

例えば、こんな屋根や

この様な納まりの屋根があります。

この様な屋根の納まりの場合、ケラバ板金の施工は、ケラバ板金と関わる棟板金を施工した後に施工するようになります。

正しい施工手順

ケラバ板金が未装着の状態で屋根材本体を棟板金の施工が出来る位置まで施工します!

棟板金を先に施工!

納まりはこんな感じです!

本体も葺き上げるとこんな納まりです!

なぜ、ケラバ板金が後なのか

屋根の施工は、水下から水上へ昇り、雨水を受け止めない様に施工していきます。

そのため、ケラバ板金より水下側に位置する屋根材本体と棟板金を施工してからでなければ、正しい納めが出来ません。

まとめ

お施主様が屋根リフォームを検討され業者探しをする際に施工事例をご覧になる方も多いかと思います。

公開している施工写真に先付け不可なケラバ板金を先付けしている業者さんは、あまり屋根の納まりを理解していない業者さんかもしれません。

この施工要領は、屋根の納まりで基本中の基本です。

お施主様の屋根に該当部位が無いとしても、基本の納めを【しない・知らない】業者さんは、別の場所の納まりでも正しい納めが出来ない可能性があります。

この様なお施主様が分かりにくい納まりにも注目して頂き、業者探しを実践してください!

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