このページについて
雨漏り修理や屋根リフォームで採用される工法【葺き替え工事】の解説ページです。
・そもそも【葺き替え工事】とは、どの様な工事なのか
・どんなメリットやデメリットがあるのか
・どんな時にお勧めな工事か
・あの屋根材を使った【葺き替え工事】はお勧めできない
こちらの4点を解説しますので、是非ご覧ください!
【葺き替え工事】どんな工事?
【葺き替え工事】とは、既存屋根を全て解体し、屋根下地から屋根材まで葺き替える(交換)工法です。
この工法は、全ての屋根材で採用可能な工法です。
※ただし、"コロニアル~瓦"や"金属屋根~瓦"への【葺き替え工事】は、屋根重量の観点から施工不可になります。
【葺き替え工事】の施工手順
写真は、最もご依頼の多い、瓦~ガルバリウム鋼板の【葺き替え工事】です。
屋根全体を解体・撤去
野地ベニヤで屋根下地補強→防水シート施工→ガルバリウム鋼板屋根材施工の順番で工事します。
【葺き替え工事】メリット・デメリット
メリット1→屋根重量を軽くできる
瓦~ガルバリウム鋼板へ【葺き替え工事】を行うと、屋根重量が約1/10に超軽量化できます。
瓦屋根重量の耐震性が不安な方に最適な工事です!
メリット2→屋根下地補強ができる
築年数が長かったり、長期間雨漏りに気づかずにいると、屋根下地が腐食していることが多々ありますが、【葺き替え工事】なら問題なく工事可能です!
なおかつ、下地強度もUPします!
メリット3→見た目の大幅な変化が可能
類似素材でも、こんだけ変わります!
屋根軽量化で掲載した写真と同じですが、瓦の重厚感のある見た目から、ガルバリウム鋼板のスタイリッシュな見た目に大きく変わります!
デメリット→産業廃棄物処分費用が
年々高額になっている
【葺き替え工事】は、工事内容に特別デメリットは無いのですが、【瓦屋根の葺き直し工事】や【スレート瓦のカバー工法】と比べてしまうと、解体費用や産業廃棄物処分費用が発生してしまうため、工事価格が高くなってしまいます。
また、産業廃棄物処分費用は、働き方改革による賃金増加に伴い人件費高騰・エネルギー価格上昇・処分方法の厳格化などにより年々高騰しています。
どんな時にお勧めか
屋根下地が腐食した時
屋根下地が腐食している場合は、カバー工法が施工不可になるため、【葺き替え工事】一択になります。
※瓦屋根の場合は、葺き直し工事が施工可能
雨漏りしてしまった時
劣化の激しい屋根で雨漏りが起きてしまった際は、【葺き替え工事】がお勧めです。
屋根を軽量化したい時
前述の【葺き替え工事】のメリットでも書きましたが、瓦~ガルバリウム鋼板に【葺き替え工事】を行うと、約1/10の屋根重量に軽量化できます。
屋根重量の耐震性などに不安がある方に、お勧めな工事です。
この屋根材を使った
【葺き替え工事】はお勧めしない
コロニアルなどを使う
【葺き替え工事】はお勧めしない
※スレート瓦=コロニアルなどの総称
2001年以降のスレート瓦は、アスベストフリーになっており、アスベスト含有屋根材と比べて、強度が低くなっています。
そのため、スレート瓦を使用した【葺き替え工事】は、屋根材の破損が起きやすいため、お勧めできません。
【葺き替え工事】でスレート瓦を使用する場合は、屋根面の歪みを矯正する、不陸調整が必須になります。
まとめ
【葺き替え工事】は、全ての屋根で施工可能な工法ですが、全ての屋根でファーストチョイスされる訳ではありません。
例えば、瓦に対して不満や不安が無い方であれば、瓦屋根の葺き直し工事がお勧め出来ますし、スレート瓦ならカバー工法の選択肢があります。
しかし、葺き直し工事やカバー工法には、腐食や屋根材の劣化などで施工可否の条件があります。
それに比べ、【葺き替え工事】は、特別条件が無く、どの屋根でも、どの様な条件下でも施工可能な事が強みです。
ただし、【スレート瓦~スレート瓦】や【瓦屋根~スレート瓦】などスレート瓦を使用する【葺き替え工事】は、お勧めできないのでご留意ください。
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