【ガルバリウム鋼板屋根材】立平葺きってどんな屋根?

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立平葺きとは

立平葺きとは、縦方向に長さを設定している屋根材を指します。

縦方向で長さを決めるため、上下篏合がありません。

その特性上、緩勾配屋根でも施工可能で0.5寸勾配から施工可能です。

また、定尺(決められた長さ)の設定が無く、各屋根に合わせた長さをオーダーして製造してもらいます。

断熱性については、断熱材が各社オプションで、遮熱塗料を使用した設定もないため、断熱性能が高いとは言えませんが、不思議な事に設計屋さんは、好んで採用する印象があります。

活躍の場は、何かしらの理由で【横葺き屋根材が施工不可】の場合に活躍する屋根材です。

また、体育館などの棟板金を使用しない蒲鉾型屋根でも採用されます。

R加工と呼ばれる立平葺きをアーチ状に加工できる事に加え、蒲鉾型屋根の特性上、水上部頂点の勾配がゼロになるため、上下篏合の無い立平葺きが活躍します。(蒲鉾型屋根に横葺きを使用した場合は、逆勾配になります)

性能などでは【横葺き屋根材】に劣りますが、無くてはならない痒い所に手が届く、そんな屋根材が立平葺きです。

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