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外壁塗装と同時に行う事が殆どのシーリング工事
外壁材の目地にシーリング施工する事は、非常に大切な工事なのですが、絶体に塗ってはいけない場所まで、シーリング施工してしまう業者が多すぎる!ので、塗ってはいけない場所の説明と、何故塗ってはいけないのか解説しています!
是非ご覧ください!
※【パワーボード】と呼ばれる外壁材は例外になります。
※他の場所もシーリング施工がダメな場所がありますが、塗る業者が少ないためこのページでは、割愛させて頂きます。
こちらのページと通じるものがあるので、あわせてご覧ください!
シーリングをしてはダメな場所
屋根材の違いは気にしないでください。左の写真は問題なし、右の写真が問題ありです。
この写真では殆どの方が、どこに問題があるのだろう?と思われると思うのですが、重大な問題が潜んでいます。
重要な問題の答えは…外壁と屋根の取り合い部に開口があるか、塞がれているかです。
この場所へシーリング施工して、開口を塞いでしまう業者が非常に多いのですが、とある重要な役割を担っているので、絶対に塞いではダメです!
では、何故ダメなのか解説していきます。
何故シーリングをしてはダメなのか
開口部の役割
皆様のご自宅に言える事なのですが、外壁の目地や篏合部から必ず雨水が侵入します。
侵入した雨水は、外壁内に施工されている防水シートが受け止めるのですが、侵入した雨水を排出する場所も必用になります。
その排出口を担うのが、開口部になります。
そのため、絶対にシーリング施工をしてはダメな場所です。
開口部を塞いだ場合
開口部をシーリングで塞いだ場合、外壁の防水シートが雨水を受け止めますが、雨水の排出口を塞いでいるため、雨水が行き場を失い、建物内へ雨水が侵入してしまいます。
この状態を長く続けていると、【雨漏りの発生・構造体の腐食・白蟻の発生・カビなど】たくさんの不具合が発生してしまうので、絶対にシーリング施工をさせない様、注意してください!
まとめ
なぜ、この様な不具合が起きる施工をしてしまうのか考えたのですが、そもそも住宅の構造を理解していないため、シーリング施工してはダメな場所だと知らないのでは?と思いました。
と言うのも、シーリング施工をする業者は、【塗装屋さん】か【シーリング屋さん】なのですが、この2業種とも住宅の構造に触れる業種ではありません。
他の業種が完成させた物に対して追加で施工する業種です。
失礼な言い方になってしまいますが、構造を理解していなくても、施工できてしまいます。
そのため、この様な問題のある施工が起きてしまうのではないかと考えられます。
また、絶対にあってほしくないのですが、お金儲けのためではないかと疑ってしまいます。
建築業界は、【1m〇円】や【1㎡〇円】で金額を算出します。
そのため、シーリング施工のメーター数が伸びる程、頂戴する金額が大きくなるので、余計な場所まで施工するのではないかと考えてしまいます。
ダラダラと考察を書いてしまいましたが、開口部には必ず役割がある事だけは覚えておいてください!
住宅の健康や、余計なお金を支払わないためにも、非常に重要な知識です!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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