施工前
たて樋及び たて樋固定具デンデン破損
雨樋の破損を直して欲しいとご連絡いただきました。
破損個所は、たて樋の割れと、たて樋固定具デンデンの破損です。
たて樋は60πのため破損部を切断して交換工事が問題無く可能ですが、既存のたて樋が紫外線などで体色しているため色の違いが起きてしまう事をお伝えし許可を頂きました。
(たて樋すべて交換するには足場が必用になる事が多いです)
こちらのデンデンは、廃番製品のため現在流通しているデンデンで修理しました。
切断施工
たて樋切断
破損部を切断撤去します。
デンデン破損箇所上部で切断し排水管から、たて樋を抜こうとしましたが…あれ?接着されている…
本来であれば、たて樋と排水管の接合部は接着しませんが、こちらは接着されているため排水管際で切断し、たて樋を撤去しました。(写真下部赤丸)
雨樋破損部交換工事
たて樋交換及び たて樋固定具デンデン施工
既存デンデンを撤去し新規デンデンを施工します。
既存のたて樋と排水管にジョイントを施工し、必要寸法に切断加工した新規たて樋をジョイントに接合して完成です!
雨樋交換・修理・補修について
雨樋の交換・修理・補修は基本的に仮説足場が必要になる工事です。
今回の現場の用に脚立を使用して届く範囲の工事は、仮設足場を設置せずに修理・交換が可能ですが、雨樋全ての交換やベランダから作業ができない位置に付いている二階部分の雨樋修理などは仮説足場が必用になってしまいます。
弊社からの提案としては、築20年を過ぎた頃に雨樋(たて樋)を軽く握ってみてください。
握った感覚で柔軟性が無くなっているようでしたら、仮説足場を設置する、屋根リフォームや外壁塗装などと一緒に、雨樋交換工事をされた方が間違いないと思います。
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