屋根に設置されている雪止め金具の役目
名前の通り、雪を屋根面から流れ落ちないようにする金具ですが、
雪止め金具が付いている事によって、守られている箇所があります。
それは、雨樋です。
雪止め金具が付いていない屋根だと、屋根に積もった雪が
流れ落ちた時に、雨樋に直接当たってしまい、雨樋を支えている
金具が、雪の重さで曲がってしまいます。
(この様な災害を雪害と言い火災保険が適用される事もあります。)
雨樋が曲がってしまうと、大雨が降った際に、雨水が漏れ出してしまう可能性もあり、
雨水が漏れる音で睡眠不足になってしまう方もいます。
雪止め金具は、雪をせき止め、雨樋を守る非常に大切な存在です。
家を少しでも長く、綺麗に保つ為に、雪止め金具の設置を推奨しています!。
余談ですが、大雪が降る地域では、雪の重みで建物を潰してしまう恐れがあるので、
雪止め金具を設置しません。
また、この様な地域では、雨樋も設置しない住宅もあり、寒冷地仕様になっています。