Home » 【屋根工事施工事例】雨漏り修理・屋根修繕・瓦屋根修理etc » 【草加市 雨どい破損交換修理】セキスイX70~セキスイΣ90へ

【実務経験30年以上!どんな屋根でも対応!】雨漏り修理・屋根修理・屋根リフォームなど、各種工事承ります!

冒頭

目次
工事仕様紹介
既存雨樋の破損状況
既存雨樋解体
新規固定金具施工
雨どいΣ90施工
伸縮ジョイント施工
のき樋交換完了
たて樋固定具施工
たて樋施工
新旧納まりの比較
before after
まとめ
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お世話になっております。草加市の屋根屋ワタナベサービスです!

草加市にて破損雨樋を交換修理させて頂きました。

交換対象の既存雨樋は、セキスイX70です。

集水器間の1方向距離が長い場合は、伸縮ジョイントの使用が推奨されますが、既存雨樋には使われず熱伸縮が原因で割れが起きてしまっています。

破損部だけの修理では無く、全て交換した理由は主に3つの要因となります。

1つ目は、既存雨樋セキスイX70が通常流通されない実質廃番品のため

2つ目は、集水器で行う伸縮処理がされておらず、破損部だけを直しても、伸縮処理が不十分なため

3つ目は、2階の高さに設置されている雨樋が破損しているため、仮設足場が必須となり、仮設足場の倒壊等事故防止のために、破損した面だけでなく、住宅全ての面に掛ける必要があるため

これらの要因により全ての交換を推奨させていただき、ご了承いただきました。

新規雨樋は、セキスイΣ90を使用します。

弊社お勧め雨樋の一つで、私の自宅にも使っている安心設計の雨樋です!

是非、ご覧ください!

工事仕様紹介

スクロールできます

既存雨樋の破損状況

破損している場所は、のき樋のジョイントが割れています。

冒頭にも記載しましたが、新築工事時の熱伸縮処理を怠った事が原因の破損となります。

品質よりも予算重視の建売では、通常のジョイントより高価になる伸縮ジョイントを使わない事がほとんどです。

そのため、適切な伸縮処理ができず、伸縮時に一番力が加わる場所が破損してしまいます。

既存雨樋解体

既存雨樋を全て解体します。

また、固定金具も専用品に交換となるため、金具の解体も行います。

新規固定金具施工

Σ90専用の内吊り金具を使用しています。

固定具の固定方法は、ステンレスビスで固定しています。

新規雨どいΣ90施工

新規雨樋のΣ90を施工します。

Σ90の特徴は、背面背高ワイド設計で雨水の飛び越えが起き難い事や、和洋建築様式に囚われない汎用性の高いデザインが特徴となります。

また、製品自体の歴史も長く、実績豊富で信頼性の高い雨樋です!

積水化学工業株式会社Σ90コーポレートサイト

積水化学工業株式会社雨樋オンラインカタログ

伸縮ジョイント施工

熱伸縮による破損を抑止するために、伸縮ジョイントを施工します。

のき樋交換完了

のき樋の施工に必要な部材を全て施工し、のき樋の完成となります。

たて樋固定具施工

たて樋固定具を施工します。

たて樋と同色のUT60専用品を施工します。

ステンレスビスを使用し固定しています。

たて樋施工

のき樋集水器と雨水桝に接続し雨水が適切に流れる様に施工します。

また、屋根面を這う【はいとい】は、専用の部材を使い、のき樋へ雨水が流れる様に施工しています。

新旧納まりの比較

通常のジョイントから伸縮ジョイントへ

集水器でも熱伸縮処理が出来る様に縁切り施工

(縁切り施工が本来の適切な施工です)

はい樋を専用部材に変更

before after

施工前

施工後

まとめ

樹脂製雨樋は、皆様の想像以上に熱伸縮が起きています。

特に、厳しい暑さが続く真夏の日中は、かなり伸びた状態になっています。

この環境に順応するには、施行者が熱伸縮処理を適切に行わなければなりません。

基本的な伸縮処理は、集水器の縁切りにて対処可能ですが、集水器間の直線距離が長い場合等は、伸縮ジョイントを設ける事で、より効率的に伸縮処理が可能になります!

伸縮処理が適切に行われ機能している雨樋は、年数経過時に割れるリスクが低下し、より長期間の耐用年数になります!

この度は、ご依頼いただきまして誠にありがとうございます!

閲覧頂き誠にありがとうございます!

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