「カバー工法のメリットデメリット」カバー工法ってどんな工事?

ガルバリウム鋼板カバー工法とは

ガルバリウム鋼板カバー工法とは、新築時に施工されている、
コロニアルやパミール等の、スレート屋根を撤去せずに、
防水シートとガルバリウム鋼板を元の屋根に被せて葺く工事です。
下記にメリットとデメリットを記載しています!

カバー工法のメリット

1.コロニアル等の解体撤去費用・処分費用が削減されるため、
葺き替え工事に比べて工事費用を抑えられます。

コロニアル等のスレート屋根は、製造時期により、アスベストが含まれている製品もあり、
産業廃棄物中間処理場の処分費用が高額になっております。
また、アスベストが含まれていない年式のスレート屋根は、
処分する前に、検査機関に依頼し、アスベストが含まれていない事を、
証明しなければ、産業廃棄物中間処理場でアスベストフリーの処分物として、
引き受けてもらえません。
我々屋根屋は、年式によるデザインの違いでアスベストの有無が分かるのに…
基本的に解体する場所は棟板金や雨押え等の役物を解体します。

2.葺き替えに比べて工事期間が短くなるため人件費が抑えられ、工事費用が安くなる。
コロニアル等のスレート屋根を解体する工程が削減されるので、
葺き替え工事に比べて、工事期間が短くなり、工事費用が安くなります。

3.屋根が二重になり、断熱性・防水性・遮音性が向上します。
スレート屋根は、断熱材が付いていませんが、
ガルバリウム鋼板屋根材には、断熱材付きの屋根材があります。
断熱材の肉厚が厚い屋根材を使ってカバー工法をすれば、断熱性が向上します。
断熱材と二重になった屋根で遮音性も向上し、スレート屋根に比べて
雨音が軽減します。
余談ですが、瓦が一番遮音性と断熱性が高いのですが、
瓦を降ろしてガルバリウム鋼板へ葺き替え工事を行った際に、
雨音が大きくなるのが心配と、仰っていたお施主様が、
工事後にお伺いしたら、雨音が気にならなかったと仰って頂きました!
弊社がお勧めしている、屋根材シルキーG2は、肉厚の厚い断熱材付きなので、
個人差があるのは承知していますが、断熱性と遮音性が期待できます!
また、屋根材と防水シートが二重になるため、
一重の屋根に比べて経年劣化後の、雨漏りのリスクが軽減します。
弊社は、防水シートに拘っているので、防水性に自信があります!

カバー工法のデメリット

1.見た目の大きな変化がありません。
元の屋根材と違う色には出来るのですが、
下から見たときに、大幅な見た目の変化が無い為、
模様替えの楽しさは少ないと思います。
ただ、金属になった!というのは感じて頂けると思います!

2.既存の屋根の状態が著しく劣化しているとカバー工法が出来ない。
屋根下地が腐っていたり、屋根材の著しい劣化が進んでいると、
ビスがきかなくなってしまうので、カバー工法が出来なくなってしまい、
野地ベニヤから新しくする葺き替え工事が必要になります。

写真の様に、野地べニアが雨水を吸い続け、
手で簡単に剥離してしまう状態では、
カバー工法ができません。
現場調査時に劣化の激しい屋根に登ると、
フカフカした歩き心地のため直ぐに分かります。

3.僅かに屋根の重量が重くなる。
重量が重くなる事を考慮して、軽量なガルバリウム鋼板を使用し、
カバー工法を行いますが、ガルバリウム鋼板への‘’葺き替え工事‘’と比べると
重くなってしまいます。
弊社がお勧めしているシルキーG2だと、1㎡あたり約5.15㎏なので、
平均的な屋根の大きさ82.5㎡(25坪)だと、425㎏(424.875㎏)重くなります。

まとめ

基本的にメリットの強いカバー工法ですが、デメリットもあります。
恐らく、一番気にされるであろうデメリットは、重量だとおもいますが、
軽量なガルバリウム鋼板を使用し施工しているので、与える影響は最小に抑えられています。
コロニアル等のスレート屋根の方にお勧めできる改修工事です!
もっと詳しく説明を聞きたい方や、カバー工法について相談したい方、
雨漏りしてしまいカバー工法で工事を希望されている方など、どんなご用件でもご連絡お待ちしております!
もちろん無料で、相談・お見積もりさせて頂きます!

屋根屋のワタナベサービスは、屋根工事に携わり30年以上の経験と知識で、瓦屋根・板金屋根(ガルバリウム鋼板)・トタン屋根・スレート屋根(コロニアル)・シングル屋根など、どんな屋根でも対応します!雨漏り修理や屋根修理など屋根の事なら草加市の(有)ワタナベサービスにお任せください!

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