こんな方にお勧め!
・屋根がパミール屋根の方
・屋根が剝がれているように見える方
・パミールの改修工事を検討されている方
・パミールに屋根塗装を施工しよう検討されている方
施工前
パミールについて
ニチハ製パミール
白くなっている所は、全て表面剝離しています。
このパミールは、表面剝離や屋根材の落下で問題になった屋根材で、製造したニチハは、釘の表面処理が悪かった為、落下など起きたと発表しましたが、釘が錆びるだけで、ここまでボロボロになるか疑問のある屋根材です。
また、塗装をしたところで表面剝離を抑えられず、直ぐにボロボロになる為、パミールは、塗装をしても意味がなく、知識のある塗装屋さんは、屋根塗装をお断りすると思われます。
葺き替え工事かカバー工法しか修復の選択がない屋根材です。
カバー工法工事開始
防水シート施工
使用材料
七王工業(株) モラサン2号タック付
・長さ20m/厚さ1.2㎜/重量28㎏
・改質アスファルトルーフィング
・不織布入り
・粘着層付き
棟板金など解体後、屋根面を掃除し、水下側から防水シートを施工します。
カバー工法では、粘着層付きの改質アスファルトルーフィング(防水シート)をお勧めします(不織布入り推奨)
防水性が高く、粘着材で接着するため、アスベストの飛散も抑えられ、工事中の防水シートの飛散事故が少なくなるため、粘着層付き防水シートをお勧めしています。
粘着性のない防水シートを使う業者もいますが、弊社では、粘着層付き防水シート1択です。
谷板金及び軒先水切り施工
軒先水切りを、施工した後、谷板金を施工します。
谷板金は、一度、谷心に合わせて仮置きし、位置を出したら、墨出しをして施工します。
本体施工
使用材料
福泉工業(株) かわらシルキーG2
・遮熱ちぢみ塗装
・穴あき保証25年
・赤錆20年
・塗膜保証15年
・重量/1㎡あたり約5㎏と軽量
・断熱材最厚部±9㎜と厚手なので断熱効果抜群です。
止水面戸(棟面戸)施工
棟芯に平行して取り付けていきます。
吹き込んだ水を止めてくれる役割をします。
ヌキ(材木)及び棟板金施工
棟面戸の上に、ヌキ(材木)
防虫防腐加工18㎜×90㎜×3650㎜)をビス止めします。
樹脂桟木を使用する業者もいますが、寒暖差に弱い為、弊社ではお勧めしません。
ヌキに棟板金を被せ、六角ビスで固定します。
棟板金の先端が剣先と言う部位で、職人が現場に合わせて手加工し、施工します。
剣先の加工精度が美観に重要です。
既成品を使う方もいますが、屋根勾配などで角度が変わるので、屋根ごとに合わせた剣先を現場で加工するのが最適です。
カバー工法完了
棟板金施工後完成
ガルバリウム鋼板カバー工法を施工した事で、剝離や落下の心配が無くなり、見た目も綺麗になりました。
防水シートを新設した事で防水性能の回復。
シルキーG2の肉厚断熱材で断熱効果向上。
屋根が二重になった事と肉厚断熱材で、雨音も軽減します。
この度はご依頼頂きありがとう御座いました。
ニチハ製パミール 表面剝離の原因を推測
パミール表面剝離の推測
昔、松下電工の「ニューウェーブ」「ニューウェーブⅡ」と言う商品があり、雨水と紫外線が原因で、ニューウェーブが割れると、松下電工から発表されました。
この、ニューウェーブの現象が、パミールの剝離に類似してるのでは?と考え、パミールの表面剝離の原因を推測しました。
その考察が、毛細管現象で吸い上げた雨水を、パミール裏面から雨水を吸い上げると仮定、雨水を吸い上げたパミールが膨張し、そこに太陽光が当たり乾燥と同時にパミールが収縮、この現象を繰り返すことで、次第に脆くなり、ミルフィーユ状に剥離するのではないかと推測しました。
また、冬場に吸い上げた雨水が凍害を起こし、表面剝離を加速させているのでは?とも、考えています。
これは、私の経験等から推測しているため、必ず正しいとは言えません。
あくまでも私の推測です。
メーカーが正式に、表面剝離の原因を発表しない限り、真相は判明しません。
恐らく、発表する事も無いと思います。
推測が膨らむばかりで、真相は闇の中へ消えてしまうでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
屋根屋のワタナベサービスは、屋根工事に携わり30年以上の経験と知識で、瓦屋根・板金屋根(ガルバリウム鋼板)・トタン屋根・スレート屋根(コロニアル)・シングル屋根など、どんな屋根でも対応します!雨漏り修理や屋根リフォームなど屋根の事なら草加市の(有)ワタナベサービスにお任せください!
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