二つある鍵の下が開きずらくなり心配なので交換してほしいとのご依頼でした。

上下二つの鍵で、上は2段階方式になっており、45度で扉が途中まで開くドアガードの役割、90度で完全に施錠するタイプです。

ドアガードが掛かっている状態で開けてしまった事があるらしくドアガードが少し出っ張った状態になっていました。

下の鍵は引っ掛かりが悪く鍵がスムーズに動かなくなっていました。

新しい鍵はセキュリティの良いものとのご要望でしたのでディンプルキーをお勧めしました。

ディンプルキーとは

鍵山がなく鍵の表面に深さや大きさの異なる多数の窪み(ディンプル)をつけた鍵です。

ディンプルキーにもメリットとデメリットがあります。

メリット

・防犯性に優れている

一般の鍵は上部にのみ加工されており、その部分が合えば解錠される仕組みですが、ディンプルキーは上下だけではなく斜めにも窪みが加工されている為ピッキングで鍵穴からピンを操作することが非常に難しく防犯性に優れています。  

デメリット

・交換費用が高い

防犯性が優れている為一般の鍵より高くなってしまい、合鍵を作るのに時間と費用がかかる

ディンプルキーの合鍵を作るには、別途メーカーに手配する必要があり、少々手間がかかってしまいます。

費用は各メーカーよって違いますが、1本あたり5,000円~10,000円前後位です。

街の鍵屋さんでも専用マシンを持っていれば作ってもらえます。

その場合、費用が少し安くなる可能性はあります。

合鍵を作りたい際は、事前にディンプルキーに対応しているか電話で確認してみましょう。

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