【八潮市 雨漏り修理 施工事例】腰葺き屋根葺き直し工事

草加市の屋根屋ワタナベサービス

【実務経験30年以上！どんな屋根でも対応！】雨漏り修理・屋根修理・屋根リフォームなど、各種工事承ります！

冒頭・見出し

工事仕様紹介

工事内容	雨漏り修理
工法	葺き直し工事
使用材料	既存いぶし瓦再利用
使用防水シート ↑メーカーHPへ	七王工業(株)モラサン2号 長さ20ｍ幅1ｍ×厚さ1.0㎜ 基材：不織布 改質アスファルトルーフィング

腰葺き屋根とは

腰葺き屋根とは、和形瓦と銅板一文字葺きの複合屋根です。

銅板を使用し高額な費用が発生するため、通常ではなかなか採用されない高級で伝統的な屋根です。

また、軒先側に軽量な銅板一文字葺きを施工するため、軒先の出寸法を大きく出来る特徴があります。

解体工事

瓦を解体して、屋根下地の状態にします。

防水シートは劣化していましたが、屋根下地の野地板は腐食など無く、安心して歩行出来るレベルでした。

防水シート施工

新規防水シートを施工します。

使用した防水シートは、七王工業株式会社製品で最高級・最高品質の【モラサン2号】を使用しています。

不織布をベースに、より高品質な改質アスファルトを使用し【耐久性・柔軟性・釘穴シール性・防水性】など防水シートに求められる性能の全てがハイエンドな防水シートです。

瓦桟・きずり施工

きずりテープの役割は、瓦桟が防水シートに貼り付いてしまい、防水シート面に侵入した雨水を瓦桟でせき止め無い様、瓦桟を浮かせて侵入した雨水の排出経路を設ける材料です。

瓦桟は、瓦を固定するための桟木です。

一文字軒瓦施工

一文字軒瓦は、瓦面の一番水下側に使用する瓦です。

一般的な瓦屋根の殆どが万十軒瓦と呼ばれる瓦を使用するのですが、銅板一文字葺きの上に軒瓦を施工するため、一文字軒瓦が使用されています。

※腰葺き屋根では無い瓦葺き屋根でも一文字軒瓦を使用する場合もあります。

万十軒瓦参考写真

瓦葺き直し

瓦桟に瓦を固定して葺き直していきます。

※瓦の上にコーキングが塗られていますが、太陽光パネルの架台を固定するために空けた穴を一時的に塞いだ物です。

※後日、太陽光パネル専門業者様が太陽光パネル再設置と共に別の製品に交換する事になっています。

瓦葺き直し完了

棟瓦積み直し

鬼瓦を立てた後に、のし瓦１段目を積みます。

１段目を積んだら【なんばんシックイ】の硬化時間を設けて2段目を積みます。

３段目も同様に【なんばんシックイ】の硬化時間を設けて積みます。

４段目も【なんばんシックイ】の硬化時間を設けています。

同様に硬化時間を挟み丸瓦を積んで棟積み直し工事完了です！

【なんばんシックイ】の硬化時間を設ける理由は、【なんばんシックイ】が柔らかい状態で2段目、３段目と積んでいくと、瓦の自重で【高さ・幅・角度など】が変わってしまう恐れがあるため、【なんばんシックイ】の硬化時間を設けています。

なんばんシックイが柔らかくて【のし瓦が垂れる】なんて表現したりします。

施工時間が長くなりますが、しっかり時間をかける事で一直線の美しい棟瓦に仕上がります！

※棟積み工事は、全瓦結束し施工物件の年式に合う施工方法で納めています。

腰葺き屋根
雨漏り修理
葺き直し工事完了！

葺き直し工事は、瓦屋根だけが出来る雨漏り修理の施工方法です！

瓦を再利用するため、見た目の変化がありませんが、【別の屋根材に変える葺き替え工事と比べて、エコでコストダウン可能な工事です！】

瓦屋根にお住いの方は、是非ご検討ください！

この度はご依頼頂きましてありがとうございます！

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